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グロットへの道 - その六 -

~ 中性浮力(浮きも沈みもしない状態)の克服 ~

外洋につながる3つの穴を抜けて、いよいよ外洋でのダイビングがスタートする。
外洋での水中環境は、当然のように『ウネリ』・『流れ』の影響を色濃く受けることになる。
ここで、新たな試練がやって来る。
中性浮力(浮きも沈みもしない状態)を、その深度に合わせて確実に確保する必要がある。
キーポイントは、まず適正ウェイトを知ることから始まる。
適正ウェイトとは、『水面でBCDの空気を抜き、普通に呼吸をして、目線が水面に来る状態である』と、
OWコースで学んだことを思い出して頂きたい。
ここでの使用タンクは、アルミの9Lであることをお知らせしておこう!
深度が深くなるに連れて、BCDでの浮力調整が必要となる。
息を吸えば体は浮き、息を吐けば体は沈む。
肺が浮き袋の役割を果たすことを、忘れてはならない。
外洋に出ると、水底はスロープ状にドンドン深くなって行く。
中層を、中性浮力(浮きも沈みもしない状態)を保ちながら泳いで、魚達と出遭うことになる。
同じ肺呼吸をしているカメ君。
彼らから、あの華麗な泳ぎを学びたいと思ってしまう・・・。


⇒  ■グロットへの道 - その七 -  AOW同等資格の取得(推奨)

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